現在、当社グループはミャンマーに特化して人材事業を行っています。ミャンマーでの取り組みは15年近くになり、殆どがミャンマー国内に於けるミャンマーの人達との共同事業です。
私達はこういった経験を通じて、ミャンマーの習慣や風土、ミャンマー人の特性を学びました。ミャンマーに於いて人材業を行うについては、時間をかけて作ったネットワーク(人の輪)を通じて、生徒達の出身や家庭環境、個人の性格や、学校における勤勉度まで把握している人達と仕事をしています。生徒達との信頼関係、仕事仲間との信頼関係が、人材ビジネスでは事故を防ぐ最善の方法と信じています。

 

ミャンマー人の特性

  1. 国民の約90%が仏教徒で、信仰心が厚い人が多い。仏教の影響で、ミャンマーはアメリカやカナダ等の先進国を抜いて、個人所得における寄付金額の比率が世界一の寄付大国になっています。(少なくともクーデター前までは)

  2. 温和で争いごとを避ける優しい人が多い。(最近、報道される軍部の暴力シーンは、特殊な環境で育った人たちの行為で、例外です。)

  3. 職場では、我慢強く、勤勉な人が多い。相手の立場や気持ちを察する“空気を読む”ことの出来る人が多い。日本人と親和性が高い。実際、親日的です。(難点は自分の意見をオープンにすることを遠慮する人が多く、本当の気持ちが分からないこともある。)

  4. ミャンマー語の語順は、日本語と同じなので、日本語の修得が早い。

  5. 2020年のミャンマーの平均年齢は29.0歳(日本:45.9歳)、65歳以上の高齢化比率は、ミャンマーは5.7%(日本:28.4%)と、若い国である。

  6. 教育については就学率89.5%、発展途上国としては高い就学率で、小学校(5年制)98%、中学校(4年制)58%、高校(2年制)32%、大学(4~8年制)15.7%で、教育格差は大きい。小学校のみ義務教育。 

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